

糸島特別支援学校様の児童・生徒と、地元の子どもたちが手や体を叩いて音を出し、リズムを奏でる「ボディパーカッション」を通して交流を深めるフェスタが12月13日、糸島市泊の同校体育館で開かれました。障がいの有無を問わず分け隔てなく受け入れるインクルーシブ(包み込むような)なまちづくりのモデルを生み出していこうと、糸島ライオンズクラブが主催し、子どもたちは糸島フィルハーモニー管弦楽団様の演奏に合わせ、元気いっぱいに手拍子を打ったり、足踏みをしたりしました。


開催にあたっては、糸島市様と一般社団法人ボディパーカッション教育振興会様に共催していただき、地元の泊一行政区様、泊二行政区様、九州大学人間環境学研究院糸島インクルーシブ・アートヴィレッジ・プロジェクト様など幅広い団体の協力も得られ、産学官民連携の取り組みとなりました。
ボディパーカッションは、九州栄養福祉大学教授で、同振興会代表の山田俊之様が発案。体全体を打楽器(パーカッション)にして、身体のあちこちを手で打ち鳴らすことで音を楽しみます。参加したのは特別支援学校様の小学部5年生~中学部2年生の児童・生徒18人と、地元の行政区様などの児童生徒17人で、九州大学様の学生ボランティアも加わりました。開会行事で、糸島LCの梅田倉則会長が「子どもたちは一生懸命、練習してきました。成長した姿を見ていただけたらと思います」とあいさつしました。



フェスタは、山田様が進行役となって開演。モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」やチャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」の「トレパーク」といった軽快な曲に合わせ、子どもたちは夢中になってリズムを刻んでいました。また、即興の手拍子演奏もあり、観客席の保護者や関係者も加わり、計200人が一体となって手を打ち鳴らしました。

糸島LC青少年指導委員会の山本晃治委員長は「共催や協力をしていただいたさまざまな団体の人たちと一緒になってつくり上げたフェスタ。感謝の気持ちでいっぱいです」と話していました。


フェスタの運営に携われたみなさま、大変お疲れ様でした。

