福岡県を拠点とするプロバスケットボールチーム「ライジングゼファー福岡」の下部組織チーム、ライジングＵ１５と、糸島市の高校生、クラブチームが交流戦を行うイベントが１１月２３日、同市運動公園で開かれました。いつもとは違う対戦相手と環境での試合は、選手たちにとってとてもいい刺激となり、そのプレーは迫力に満ちあふれていました。交流戦の後は、市内６中学校の男女バスケットボール部員を対象に、ライジングＵ１５の鶴我隆博ヘッドコーチ様らが指導するバスケットボールクリニックも開かれ、部員たちはレベルの高いスキルを真剣な眼差しで学んでいました。
糸島は女子バスケットボ―ル日本代表のキャプテンとしてパリ五輪に出場した林咲希選手（富士通）を輩出した地。盛り上がりをみせるバスケットボールを通じて青少年の健全育成を図ろうと、糸島ライオンズクラブと糸島市様が主催して開きました。開会式では、波多江修士・糸島市地域振興部長様が「めったにない機会。実りあるものにしてください」、糸島LCの大塚正造会長が「（地元の選手たちが）世界に翔（はばた）け、という思いを込めて開きました。交流戦を楽しんでください」とあいさつ。
交流戦には、糸島高、糸島農業高の男子バスケットボール部と、クラブチームのスプレッドウィングス福岡が出場しました。交流戦は、地元３チームがそれぞれライジングＵ１５と１試合ずつ対戦し、ライジングＵ１５がいずれの試合も勝利しました。バスケットボールクリニックでは、ライジングＵ１５の選手たちが手本を示しながら、選手個々のプレーでスキルがアップするよう２時間にわたって指導が行われました。
また、出場４チームへの記念品の贈呈式があり、大塚会長がバスケットボールをチーム代表に手渡しました。
